魔法のお茶会ってなに?
「魔法のお茶会」と聞くと、
どんなお茶会なんだろう?
何か特別なことをするのかな?
と思われるかもしれません。
でも、魔法のお茶会の始まりは、
とてもシンプルです。
一杯のお茶を淹れること。
お茶を飲んで、
少しリラックスする。
いつも外側に向いている意識を、
ほんの少し自分へ戻してみる。
そして、
「私、いまどんな気持ち?」
「本当は、どうしたい?」
と、自分の声に耳を澄ませてみる。
魔法のお茶会は、
一杯のお茶を真ん中に、
自分に戻り、本音と出会う時間です。
ひとりで開いてもいい。
誰かとふたりでもいい。
仲間と一緒でもいい。
大切なのは、
上手に話すことでも、
正しい答えを出すことでもありません。
自分の中から出てきた声に、
「そうなんだね」
と言ってあげること。
そこから、魔法は始まります。

「魔法」って、なんだろう?
私が「魔法」と呼んでいるものは、
誰かをカエルに変えるような魔法ではありません^^
私が提唱している魔法とは、
自然体で、自分らしく生きるためのサポート。
私たちは知らず知らずのうちに、
「こうしたほうがいい」
「こうするべき」
「ちゃんとしなくちゃ」
と、自分の気持ちよりも
頭で考えた声や、
周りの声を優先してしまうことがあります。
でも、お茶を飲んで少し肩の力が抜けると、
その奥にあった小さな本音が
顔を出すことがあります。
「あ、本当は嫌だったんだ」
「本当は、やってみたい」
「私、こんなことを望んでいたんだ」
その声に気づいた瞬間、
それまで見えていた世界が
少し違って見えることがあります。
誰かに変えてもらうのではなく、
自分の中に、もともとあったものを思い出す。
そんな瞬間が、
お茶会の中で何度も起きてきました。
そしていつしか、参加してくださった方たちから、
「魔法みたい!」
と言われるようになったのです。
それが、「魔法のお茶会」の始まりでした。

魔法のお茶会には、いろいろな形があります。
魔法のお茶会というと、
何人かでテーブルを囲むお茶会を
思い浮かべるかもしれません。
もちろん、それも魔法のお茶会。
でも、必ずしも
たくさんの人が集まる必要はありません。
魔法のお茶会は、
もっと自由です。
ひとりで、自分と。
魔法のお茶会|ひとり席
まずは、自分のために
一杯のお茶を淹れる。
そして、
「今日はどんな気持ち?」
「今、本当は何を望んでいる?」
と、自分に問いかけてみる。
出てきた気持ちを
良いとか悪いとか判断せず、
「そうなんだね」
と、自分で受けとめてあげる。
一人なら、
自分が話す人でもあり、
自分の声を受けとる人でもあります。
誰にも見せなくていい。
答えを出さなくてもいい。
一杯のお茶とともに、
自分と自分が仲良くなる時間。
それが、
「魔法のお茶会|ひとり席」
です。
誰かと、ともに。
誰かとお茶を囲むと、
魔法のお茶会にはもう一つの体験が生まれます。
自分の気持ちを話す。
そして、誰かの気持ちを聴く。
ここで大切にしているのは、
すぐにアドバイスをしないこと。
正しい・間違っているを決めないこと。
相手を変えようとしないこと。
ただ、
「そうなんだね」
と受けとめる。
安心して本音を話せて、
それを誰かにそのまま受けとめてもらうと、
不思議なくらい
自分の中に余白が生まれることがあります。
そして今度は、
目の前の人の声も
そのまま聴けるようになっていく。
自分の声を投げる。
誰かが、その声を受けとる。
このやりとりは、
私が現在伝えている「バッテリー理論」にも
つながっています。
魔法のお茶会は、
自分との関係を心地よくし、
人との関係にもあたたかな余白をつくっていく。
そんな体験の場でもあります。
おもてなしする人も、リラックスしていい。
お茶会を開くというと、
「楽しんでもらわなくちゃ」
「ちゃんとおもてなししなくちゃ」
「素敵なお菓子を用意しなくちゃ」
と、つい頑張ってしまうことがあります。
でも、魔法のお茶会では、
参加する人だけでなく、
開く人も心地よくいること
を大切にしています。
私が考える究極のおもてなしは、
自分自身が心地よく、リラックスしていること。
主催する人が楽しんでいて、
安心してその場にいる。
その空気は、
言葉にしなくても周りへ伝わります。
豪華なティーフーズがなくてもいい。
完璧なテーブルコーディネートでなくてもいい。
一杯のお茶と、
「ここでは、そのままでいていいよ」
という空気があればいい。
だから魔法のお茶会は、
誰かのために頑張るお茶会ではありません。
そこにいるみんなが、一緒に心地よくなるお茶会です。
自分の場所で、魔法のお茶会をひらく人たち。
魔法のお茶会は、
私ひとりだけが開いているものではありません。
2023年から、
しばたみか認定
魔法のお茶会ファシリテーター「Teady」
を育成しています。
Teadyは、
何かを教える人でも、
答えを与える人でもありません。
一杯のお茶を真ん中に、
その人が自分の声に気づき、
安心して言葉にできる時間をつくる人。
そして、その場にいる人たちが
お互いの声をあたたかく受けとめられる場所を
育てる人です。
家庭で。
地域で。
仕事の仲間と。
それぞれの場所で。
一つのお茶会から生まれたものが、
また別の場所で小さなお茶会になっていく。
そんなふうに、
魔法のお茶会は仲間たちとともに
育っています。
魔法のお茶会が生まれるまで。
もともと私は、
紅茶とハーブの教室を主宰していました。
レッスンでのお茶会も含め、
これまで300回を超えるお茶会を開いてきました。
2020年には、作家の本田健さんのお茶会を主催。
その後、健さんから
「お茶会がライフワーク」
という言葉をいただいたことが、
私にとって大きな転機になりました。
そしてコロナ禍。
人と人とが直接会うことが難しくなり、
私はオンラインでたくさんのお茶会を開きました。
同じ場所でお茶を飲むこともできない。
同じティーフーズを楽しむこともできない。
では、
お茶会で本当に大切なものって、何だろう?
そう問い続けました。
一方向に誰かが教えるセミナーでもない。
発言力のある人だけが話す場所でもない。
ただ楽しくおしゃべりするだけでもない。
一人ひとりが安心して自分の声を話し、
誰かの声にも耳を傾ける。
そんな場が、少しずつ形になっていきました。
そして、そこで起きることを見た参加者の方たちから、
「魔法みたい!」
という言葉が聞かれるようになりました。
それが、
魔法のお茶会。
2022年には、著書
『ハーブティーブレンド88 カップ一杯の魔法』で
その世界について書きました。
そして魔法のお茶会は、
オンラインからリアルへ。
日本各地へ。
さらに海外へ。
少しずつ形を変えながら、
今も育ち続けています。




魔法のお茶会から、Tea Party for Peaceへ。
魔法のお茶会を続ける中で、
私は何度も目にしてきました。
安心して本音を話せたとき。
それを誰かに
そのまま受けとめてもらえたとき。
人の表情が、
ふっとやわらかくなる瞬間を。
そして思うようになりました。
自分との間にPeaceが生まれると、
人との間にもPeaceが生まれていく。
一杯のお茶を真ん中にして、
自分を大切にする人が増える。
目の前の人の声を
そのまま受けとめられる人が増える。
そんな小さなお茶の時間が、
世界のいろいろな場所に生まれていったら。
それが今、私が描いている
Tea Party for Peace
です。
魔法のお茶会は、
Tea Party for Peaceという未来を
実際に体験できる場所のひとつ。
そして、その未来は、
誰か特別な人だけが
つくるものではありません。
あなたは、どんな魔法のお茶会から?
まず今日、
自分と一緒に一杯のお茶を飲んでみる。
それも、魔法のお茶会。
誰かと一緒に、
安心して本音を話せるお茶時間を過ごしてみる。
それも、魔法のお茶会。
しばたみかの魔法のお茶会に参加する。
Teadyが開くお茶会に参加する。
そしていつか、
自分が誰かのために、
そんな場所をひらく人になる。
どこから始めても大丈夫です。
一杯のお茶から、
自分に戻る。
自分とつながり、
誰かとつながる。
そして、その小さなPeaceが
また次の誰かへ渡っていく。
魔法のお茶会へ、ようこそ。
しばたみか














