お茶を飲むことは、
誰にでもできる、とてもかんたんで、やさしい時間。
お茶を飲むことは、
誰にでもできる、とてもかんたんで、やさしい時間。
一杯のお茶を淹れて、
ほんの少し手を止める。
香りを感じて、
あたたかさを感じて、
自分に戻っていく。
ひとりで飲んでもいい。
誰かと一緒でもいい。
話したり、笑ったり、
ただ一緒にいたり。
そんな小さなお茶の時間から、
Peaceは始まっていく。
一杯のお茶から、自分に戻る。
そして、そのPeaceを誰かへ。
Tea Party for Peaceは、
お茶の時間から生まれる小さなPeaceを、
人から人へ、世界へとつないでいく活動です。
一杯のお茶から、自分に戻る。
毎日の中で、私たちは
たくさんのことを考えています。
仕事のこと。
家族のこと。
これからのこと。
誰かのために動いたり、
期待に応えようとしたり。
気づけば、自分の気持ちは
ずっと後回しになっていることもあります。
そんなとき、
一杯のお茶を淹れてみる。
お茶の時間には、
張りつめていた心と身体を
ふっと緩めてくれる力があります。
お湯を沸かし、
お茶を淹れる。
立ちのぼる香りを感じ、
あたたかなカップを両手で包み、
ゆっくりと味わう。
その一つひとつが、
忙しさの中で外へ向いていた意識を、
「今、ここ」へ戻してくれます。
そして、少しリラックスすると、
それまで聞こえなかった自分の声も
聞こえてくることがあります。
「私、いまどんな気持ち?」
「本当は、どうしたい?」
お茶を飲んでいるほんの数分、
何かを頑張らなくてもいい。
ただ、自分と一緒にいる。
Tea Party for Peaceが大切にしているPeaceは、
遠いところにあるものではありません。
まずは、
自分と自分が仲良くなること。
自分の気持ちを否定せず、
「そう感じているんだね」と
受けとめてあげること。
そのために必要なのは、
特別な知識でも、難しい方法でもなくて。
一杯のお茶と、ほんの少しの時間。
だから私は、お茶には
世界をやさしくする力があると確信しています。
一人のPeaceから、人とのPeaceへ。
少しリラックスして、
自分の声を聴けるようになると、
今度は、目の前にいる人の声にも
耳を傾ける余裕が生まれます。
誰かとお茶を囲む。
「こんなことがあったの」
「私は、こう感じているの」
そんな話をしながら、
一緒にお茶を飲む。
お茶のある場所では、
人の心がふっとゆるみ、
いつもより少し素直になれることがあります。
意見が同じじゃなくてもいい。
答えを出さなくてもいい。
何かを教えたり、
すぐにアドバイスしたりしなくてもいい。
ただ、
「そうなんだね」
と、目の前の人の気持ちを受けとめる。
私はこれまで、たくさんのお茶会を開く中で、
そんな瞬間を何度も見てきました。
安心して自分の気持ちを話せること。
そして、それを誰かに
そのまま受けとめてもらえること。
それだけで、人と人との間にあったものが
やわらかく溶けていくことがあるのです。
自分との間に生まれたPeaceは、
人との間にも広がっていく。
一杯のお茶には、
そんな小さな橋をかける力もあるのです。
「お茶会」という言葉に込めたもの
私はずっと、
「お茶会」という言葉が好きです。
お茶会の「会」は、
人が集まる「会」。
人と人が出会う時間です。
そして私は著書『カップ一杯の魔法』でも、
「会」という言葉について書きました。
ただ集まるだけではなく、
必要なものと出会うこと。
ちょうどその時に出会うこと。
何かが「かなう」こと。
お茶会では、ときどき、
「どうして今日、この人と出会ったんだろう」
「ちょうど今、聞きたかった言葉だった」
そんな不思議な出会いが起こります。
人と出会う。
自分自身と出会う。
そして、必要なタイミングで
必要な何かと出会う。
私にとって「お茶会」は、
そんな場所でもあります。
そして英語の Party にも、
実はこんな素敵な意味を含んでいます。
Partyというと、
「楽しい集まり」を思い浮かべるかもしれません。
けれどPartyには、
同じ目的を持って、
ともに行動したり、旅をしたりする
**「仲間たち」**という意味もあります。
物語の中で、
それぞれ違う力を持った冒険者たちが
ひとつのPartyになって旅をするように。
Tea Party for Peaceも、
誰かと同じでなくていい。
同じことをしなくてもいい。
それぞれの個性を持ったまま、
一杯のお茶を真ん中にして、
一緒に、やさしい世界をつくっていく仲間たち。
私はTea Partyという言葉に、
そんな意味も込めています。
Peaceは、小さなところから広がっていく。
「世界を平和にする」
そう聞くと、
とても大きなことに感じるかもしれません。
私も、一人で世界を変えられるとは思っていません。
でも、
自分に少しやさしくできたら。
目の前の人の話を、
ほんの少し余裕をもって聴けたら。
家族とお茶を飲んで、
笑い合う時間が生まれたら。
友人と本音を話せる時間があったら。
そこにはもう、
小さなPeaceが生まれていると思うのです。
そして、その人がまた
誰かにやさしくなれたら。
一つのお茶時間から生まれたPeaceは、
人から人へと渡っていきます。
家庭へ。
仲間へ。
地域へ。
そして、国や文化を越えて。
世界中のいろいろな場所で、
誰かが誰かとお茶を囲んでいる。
言葉も、文化も、考え方も違うけれど、
同じテーブルで一杯のお茶を飲みながら、
互いの声に耳を傾ける。
そんな小さなお茶の時間が
世界中に増えていったら。
世界は今よりほんの少し、
やさしくなるかもしれません。
Tea Party for Peace.
それは、
何か特別なことをする人だけの活動ではありません。
お茶を飲むことなら、
誰でもできる。
今日、一杯のお茶を淹れることからでも
始めることができます。
一杯のお茶から、自分にPeaceを。
そのPeaceを、目の前の人へ。
そして、世界へ。
なぜ、私は「お茶」なのか。
私は長い間、
お茶とともに仕事をしてきました。
紅茶を伝え、
ハーブティーを伝え、
本を書き、
300回を超えるお茶会を開いてきました。
そして、コーチングを学び、
人が自分自身の声を聴き、
本当に望む人生を選んでいくお手伝いもしてきました。
一見すると、
ハーブティーと、
コーチングと、
本と、
お茶会。
それぞれ別の活動のように見えるかもしれません。
でも振り返ってみると、
私はずっと同じことをしていたのだと思います。
人が、自分に戻る時間をつくること。
安心して本音を話せる場所をつくること。
自分のことも、
目の前の人のことも、
そのまま大切にできる時間をつくること。
その真ん中には、
いつもお茶がありました。
お茶は、
人と人の間に自然に置くことができます。
「ちょっと、お茶にしようか」
その一言で、
ほんの少し時間がゆるむ。
ほんの少し心と身体がゆるむ。
立場や肩書きをいったん置いて、
同じテーブルを囲むことができる。
そして、ただ一緒に
一杯のお茶を飲むことができる。
だから私は、
お茶を選んだというより、
気づいたら、ずっとお茶と一緒に
この道を歩いてきたのかもしれないと思うのです。
ハーブティーも。
本も。
[[魔法のお茶会]]も。
学びの場も。
すべてが少しずつつながり、
今、[[Tea Party for Peace]]という
ひとつの未来へ向かっています。
あなたのお茶時間から。
Tea Party for Peaceに、
決まった参加方法はありません。
まずは今日、
自分のために一杯のお茶を淹れてみる。
それだけでもいい。
誰かを誘って、
一緒にお茶を飲んでみる。
本を開いてみる。
[[魔法のお茶会]]に参加してみる。
ハーブティーを暮らしに取り入れてみる。
自分のことを、
もう少し知ってみる。
そして、
「この未来を一緒につくってみたい」
と思ったら、
ぜひ私たちのPartyへ。
一人ひとり、できることは違います。
だからこそ、面白い。
それぞれの場所で、
それぞれの一杯から。
ともに、お茶のある未来へ。
Tea Party for Peace.
お茶の時間が、世界をやさしくする。
しばたみか













